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2026-10-15 ・ Excel関数

エクセルで見積番号を自動で振る方法(月ごとに001から・通し番号の2通り)【LibreOfficeで計算して確認】

見積書を出すたびに番号を手で打っていると、欠番や重複が起きがちです。この記事では、見積の日付から見積番号を自動で出す式を2通り紹介します。1つは「Q202610-001」のように月ごとに001から数え直す形、もう1つは「Q-0001」のような通し番号です。

出典: 筆者がLibreOfficeで計算して確認(検証スクリプト: site/verify/estimate_number.py)。外部サイトの説明は参照していません。Excelでは未確認です。使うのはIF・TEXT・COUNTIFS・EOMONTH・ROW・COUNTIFだけですが、本番の台帳に使う前に、数行で確かめてください。

番号の付け方(桁数、頭の文字、年度で区切るかどうか)に決まりはありません。この記事の形は、検証のために決めた「一つの例」です。取引先や社内のルールがあれば、そちらが優先です。

先に結論

台帳の2行目から下に見積を並べ、A列に見積日を入れる場合の式です(日付は古い順に上から並べる前提です)。

B2 (月ごとの見積番号):
=IF(A2="","","Q"&TEXT(A2,"yyyymm")&"-"&TEXT(COUNTIFS($A$2:A2,">="&DATE(YEAR(A2),MONTH(A2),1),$A$2:A2,"<="&EOMONTH(A2,0)),"000"))

C2 (通し番号):
=IF(A2="","","Q-"&TEXT(ROW()-1,"0000"))

D2 (重複チェック):
=IF(B2="","",IF(COUNTIF($B$2:$B$200,B2)>1,"重複","OK"))

B2を下へコピーすると、範囲の始まり($A$2)は固定され、終わり(A2)だけが行ごとにずれます。つまり「その行までに、同じ月の日付が何件あったか」を数えて、それが連番になります。

実際に計算した結果

次の14行で計算しました(同じ日付が2行ある日も含みます)。

見積日 月ごとの番号 通し番号
2026/09/28 Q202609-001 Q-0001
2026/09/30 Q202609-002 Q-0002
2026/10/01 Q202610-001 Q-0003
2026/10/01 Q202610-002 Q-0004
2026/10/15 Q202610-003 Q-0005
2026/10/31 Q202610-004 Q-0006
2026/11/01 Q202611-001 Q-0007
2026/11/02 Q202611-002 Q-0008
2026/12/31 Q202612-001 Q-0009
2027/01/01 Q202701-001 Q-0010
2027/01/01 Q202701-002 Q-0011
2024/02/29 Q202402-001 Q-0012
2024/02/29 Q202402-002 Q-0013
2024/03/01 Q202403-001 Q-0014

14行すべて、月ごとの番号・通し番号・重複チェック(すべて「OK」)が期待値と一致しました。月が変わると001に戻り、年が変わっても「202612」から「202701」に切り替わります。うるう日(2024/02/29)も問題ありませんでした。

見るところを2つ挙げます。

追加で確認したこと

つまずきやすい点

注意点: この記事ができないこと

見積書のひな形が必要なら

この記事の式は、自分で作った台帳にそのまま使えます。工事・リフォーム向けのひな形を探しているなら、運営者が作った工事・リフォーム用 見積書テンプレート(Excel・980円)があります。数量×単価(四捨五入)、諸経費率、値引き、消費税10%(切り捨て)、税込合計を自動計算し、明細は20行、A4縦1枚で印刷できます。見積番号を自動で振る機能は、この商品にはありません(番号の欄に手で入力します)。軽減税率の混在や、インボイス要件の保証もできません。Excelの確認はWindowsデスクトップ版16のみです。(これは運営者の商品の案内です。)

見積の合計を先にさっと確かめたいときは、無料の見積の合計計算ツールも使えます(入力は外部に送信されません)。計算の順番と端数処理は、見積書の合計・税込計算をExcelで自動にする式で解説しています。

まとめ

確認方法: この記事の式は、LibreOffice Calcで実際に再計算し、14行の日付(月またぎ・年またぎ・うるう日・同じ日の重複を含む)、空行を含む表、日付を逆順に並べた表、同じ月に1,001件、ランダムな500件で、月別の見積番号・通し番号・重複チェックの結果が整数計算の期待値と一致することを確認しました(計1,570件、不一致0)。Excelでは未確認です。

参考にした情報